“一攫千金”庶民の夢

今も昔も“一攫千金”の庶民の夢は「宝くじ」ではないでしょうか。
宝くじのルーツは、江戸時代に始まった寺社が修繕費などを集めるために主催した「富突(とみつき)くじ」です。勧進元は寺社で、売り出しの数日後に寺社奉行所の役人の立会で抽選会がにぎやかに行われ、箱に入った番号札を錐で突いて当選者を決めました。
「江戸の三富」として人気の富くじは、谷中感応寺(天王寺)、目黒瀧泉寺(目黒不動)、湯島天神のくじで賞金額も大きく、江戸庶民のビックな夢でした。当初は年数回の興行でしたが、毎月になり発行枚数も千枚単位だったものから万単位になり、賞金も100両から次々に膨らみ1000両に上がった事もありました。一枚の売価は四分の一両、つまり一分で当時としてはそこそこ高かったので仲間買いもありました。当選者への配分は、興行主一割、次回の富くじの購入に一割と差し引かれ、手元に残るのは7〜8割程だったそうですから今と同じ、「宝くじ」は庶民の夢ですね。

富士山

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